アルケミー卒業生 兼さんにインタビュー

兼 正彦さん

株式会社N-DESIGN CGデザイナー

代表作
堤幸彦監督「20世紀少年」、「エイトレンジャー」他多数

堤幸彦作品 映画『20世紀少年』に参加!

■Q.担当は?

CGパートで特にアフターエフェクトでの仮コンや素材出し、Mayaでのシミュレーションについてなどは色々な事をお手伝いさせてもらいました。
色々やりましたが 元々アニメーション付けが好きだったので、もっとたくさんアニメーションを付けたかったです。
それがチームプレーの辛いところでしたね(笑)だけど、かなりスキルアップ出来たと感じています

■Q.今回、20世紀少年を終えて

初めて関わったプロジェクトが実際上映された時は恥ずかしくて見れなかったです。
当時は自分が仕上げたカットに自身がなくとても気になっていたり、視野が狭かったですね。
でも今回は、他のスタッフが作成したカットも含めてもっとこうすれば 良かったなと、視野が広くなり品質管理も少しレベルアップしたかなと感じます。

また、当時は分からない事だらけで辛い事ばかりでしたが、今ではプロジェクトが進むたびに「出来てる!」
「新しい事を吸収してる!」と実感出来るようになり毎日が楽しく感じる日々です。

■Q.アルケミーで過ごしたことを振り返って

僕は、PCの使い方もコピペ程度しか出来ず、未知のまま入学しました。
きっかけも正直、「なんとなく」でした。

「この人のようになりたい」みたいなものも正直ありませんでした。
しかし、アルケミーを通じて3DCGとスキルを覚え始めたら、趣味を楽しむ時と同じくらい楽しい気持ちが湧いてきて全然飽きないんです!
辛さと、そういった楽しさを与えてくれたアルケミーには感謝しています。