AfterEffectsの使い方-文字のアニメーション-
AfterEffectsを初めて触る人に向けた内容です。
実際にAfterEffectsをインストールしてから何をどのように作るのかチュートリアル形式でページを作成しました。
未経験の方でも触れるように、簡単なアニメーション作成の事例を作成しています。
AfterEffectsの使い方を覚えていきましょう!
今回はAfterEffectsで文字のアニメーションを作成してみます
仕上がりは下記の動画となります。
では早速アフターエフェクトを使ってみましょう!
1.AfterEffectsをインストールし起動する
2.コンポジションを作成する
コンポジションは、構造を意味し、映像の元となるレイヤーなどを管理する構造体です。
下記がコンポジションの詳細内容です。
コンポジション名:自由にコンポジション名を設定します。
プリセット:映像を作るための設定が用意されています。今回はHDTV1080 29.97を選択しました。
※一般的に私たちが見ている液晶テレビのサイズです。フルHDとも呼ばれます。
開始フレーム:開始するフレーム数です。
※フレームとは、1枚の画を差し、映像(TV)では1秒間30枚の画で構成されています。
(厳密には、29.97枚)
映画では、1秒間24枚の画で構成されています。
パラパラ漫画の1枚あたりが1フレームと考えてみても良いかも知れません。
デュレーション:コンポジションの尺(映像の時間)をフレーム数で設定します。
※設定次第では、フレーム表記ではなく、時間表記に変更する事も出来ます。
3.テキストを入力する
上段のツールバーから、Tアイコンをクリックし、
画面中央のパネル画面内で左クリックして自分の好きな文字を入力します。
背面の背景が透明の場合、透明グリッドをアイコンをクリックして無効にしましょう。
文字は好きなサイズやフォントなど右側のウィンドウから編集することが可能です。
数値の上にマウスカーソルを置き、左ドラッグして文字の大きさを変更します。
作成した文字を移動する場合、ツールバー左端の矢印のアイコンをクリックし、画面内の文字を左ドラッグして移動します。
4.タイプライター風のアニメーションを設定する
文字のアニメーションは手動でも作成できますが、プリセットが用意されています。
このプリセットを使用してアニメーションを自動的に作成します。
今回は、タイプライター風に文字が表示されるアニメーションを設定します。
プリセットウィンドウから、タイプライターをダブルクリックして適用します。
Spaceキーで再生すると実際にアニメーションが再生されます。
時間の設定は、画面下段のTと書かれたレイヤーの左側に矢印をクリック、テキスト>アニメーター1>範囲セレクターまでクリックします。
開始と書かれた列の右側にひし形のアイコンがアニメーションが始まるタイミング、終わるタイミングです。
終わるタイミングのアイコンをドラッグする事により、アニメーションの長さを変更する事が出来ます。
5.レンダリングを行い、動画として出力する
レンダーキューと呼ばれるウィンドウを表示します。
コンポジションをレンダーキューにドラッグアンドロップしレンダリングさせるコンポジションとして登録します。
各種設定を行いレンダリングを行うと指定した場所に動画が作成されます。
quicktime形式でレンダリングしていますが、再生プレーヤーなどは、下記がおススメです。
・VLCプレーヤー(無料)
https://www.videolan.org/vlc/index.ja.html
・DJV (無料)
http://djv.sourceforge.net/
※上記URLにプレーヤーのリンク先を記載しました。
インストールなど各自の責任において行ってください。