AfterEffectsの使い方-文字のアニメーションその2-
前回はAfterEffectsを起動してから、文字のアニメーションを設定して、動画として書き出すところまで行いました。
今回は、作成した文字のアニメーションをいくつかのカットで繋げる使い方を記載します。
今回の記事までで仕上がる動画は下記になります。
1.前回のようにテキストを作成する。
今回は前回作成したAfterEffectsの文字を使用します。
前回の内容を確認して作成しましょう。
2.新規の文字を作成する。
新規に文字を上段のツールバーから作成します。
Trainingと入力しました。
入力した文字をAfterEffectsの位置の上に配置しますが、目安で配置になってしまうため、整列をさせます。
ウィンドウ>整列
水平方向に整列と垂直方向に整列の二種類を使用しました。
また、下のタイムラインと呼ばれる箇所のレイヤーの横に目のアイコンが存在しますが、こちらはレイヤーの表示、非表示が行えます。
3.作成した文字の時間軸を設定する
作成した文字の時間軸を設定して、決めた時間でレイヤーが表示、非表示したり設定します。
タイムラインから、AfterEffectsレイヤーの右側にあるブロックをアニメーションが終わるタイミングまで右端をドラッグして移動します。今回は76F(フレーム)まで移動しました。
※タイムラインの時間が記載されているエリア(0001や0051などフレームが記載されている箇所)をドラッグすると、時間軸を移動して確認する事も出来ます。
最後に作成したTrainingの文字も初めは表示させないので、Traningレイヤーの左端のブロックをAfterEffectsレイヤーのブロック右端までドラッグします。
4.再生して確認をする
spaceキーを押して再生して確認します。
AfterEffectsの文字の後に、Trainingの文字が表示されました。
再生してみると、AfterEffectsとTraningが切り替わる瞬間に文字が重なってしまっています。
重なってしまった場合、Trainingのブロック左端をShiftキーを押しながら、AfterEffectsのブロック右端までドラッグしてみましょう。Shiftキーを押しながらドラッグすると、ブロックの切れ目に吸着して重ならないように配置が可能です。
5.Traningの文字もプリセットでアニメーションを設定する
プリセットを適用するときには、Traningレイヤーを選択して、適用したい時間まで移動して適用してください。
今回は、ランダムフェードアップを適用しました。
アニメーションが適用されるタイミングは、現在の時間から適用されます。
再生して確認をします。
今回はこちらで終了です。
次回は、コンポジションの設定などを行って、再生できる時間を増やし、背景を追加する所まで行います。