光芒

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こんにちは。長島です。(/・ω・)/
最近こんなもの(上記画像)を作ってみました。(^○^)

窓から差し込む光を意識して作りました。

Arnold(最新の5ではないです)のVolume Scatteringを使っています。

 

今回はこの作品にあるような、光の筋の作り方を紹介しようかと思います。

 

 

図①:光の筋

 

余談ですが、この光の筋、

光芒, 天使の梯子, ヤコブの梯子, ゴッドレイ, エンジェルハイロウなどなど、色々な呼び名があるようです。
(カッコいい…!)

 

ではでは行ってみようかと思います!

 


図②:簡易的に部屋を構築

ライティングを進めるにあたり、簡単な部屋を作りました。

スカイドームライトで空の光を___。その光を集めるためにポータルライトを___。太陽光にディレショナルライトを使っています。

 

図③:スポットライト

Volume Scattering用にレンダーレイヤーをもう1つ用意します。

ライトはスポットライトを使います。光の強さはかなり大きめにしています。

 


 

図④:レンダー設定

用意したレンダーレイヤーにVolume Scatteringを適用させます。

他のレイヤーに影響が出ないように、Create Layer Overrideします。

 

図⑤:Volume Scatteringの設定

色や密度を設定します。

 

図⑥:AOVsの設定

レンダービューでVloume Scatteringの結果だけ確認できるように、AOVsの設定もしておくと良いです。

 


 

図⑦:Volume Scatteriingのレンダリング結果

レンダリング結果はこのようになります。

(説明のために、実際使ったものよりコントラストを高めにしてあります。)

 

図⑧:コンポBefore/After

 

 

先ほどレンダリングした画像を、AfterEffectsなどでスクリーンか加算で重ねます。

その他、被写界震度, 色編集などを加えて完成です!

 

 


 

光の筋を入れることで、幻想的な雰囲気を作りだすことができます。

カッコよくなります!

 

Arnold以外でもVolume Scatteringが使えるレンダラーがあります。

 

試してみてください!

ではでは!
(⌒ー⌒)ノ

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