デモリールにブレイクダウンを入れてみよう!

こんにちは。長島です。

昨日、海外のCGスクール『GNOMON』のデモリールがアップされましたね。

…。

……。

………。

(゜Д゜;)

レベル高くて鼻血が出そうです(?)。
自分もこれに負けないように精進したいと思います!

 

動画サイトで3DCGのデモリールを調べて回ると、AOV出力したものを重ねていく動画(所謂ブレイクダウン)をよく見かけると思います。
こういうやつです。自分のもので申し訳ないです。(゚ー゚;A

今回はこれの簡単な作り方を紹介したいと思います。
デモリールの見せ方としてはモデラーさん向きになってしまうかと思います。(・・;)

使うツールはAfter Effectsです。

 


 

兎にも角にも、まずはAOV出力された画像や、各種エフェクトを追加した画像(ノイズ, フォグ, 被写界深度, カラー補正)を1枚1枚用意します。

図①:画像例

 

例として図①のような画像2枚があったとします。
Direct Diffuseの画像(以下Redとする)と、Direct DiffuseにIndirect Diffuseを加算した画像(以下Blueとする)の2枚です。

 

図②:レイヤーの状況

 

レイヤーの状態はこんな感じです。

Redの上にBlueが乗っている状態です。

 

effect

図③:エフェクトをかける

次にBlueの方にリニアワイプをかけてやります(エフェクト > トランジション > リニアワイプ)。

 

wipe2

図④:リニアワイプ

『変換終了』のパラメータを動かしてあげると、画像が移り変わっていきます。

あとは簡単です!『変換終了』にキーを打ち込んでアニメーションさせるだけです。

 

wipe3

図⑤:リニアワイプをアニメーション

レイヤーの重なり方, 境界線の動く方向を考えてキー打ちをしていきます。

今回の場合ですと、『ワイプ角度』を270°に設定し、『変換終了』を100%から0%にアニメーションするようにしてあげると図⑤のような動きになります。

 

timeline

図⑥:タイムラインを見やすく整理

表示させておく必要がない部分は削ってしまい、タイムラインを見やすくしておくと良いと思います。

このように画像を重ねていくとタイムラインが階段状になると思います。

 


 

今回紹介したものはほんの一例に過ぎません。他にもカッコいい見(魅)せ方があると思います。

自分なりの方法を探ってみると面白いかもしれません。
\(^▽^)/

ではでは!また次回!
(* ̄▽ ̄)ノシ

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