1408

僕は脅かされるのが嫌いです。
あるお化け屋敷的なテーマパークも恐いというより
脅かされる館、的な気分になります。
故に、そういう所に行くと身構えてしまいますし
それにお金と時間を割くのは勿体無いと考えてしまう
自分がいます。
いきなり脅かされるのはやっぱりいい気分じゃありません。
映画「1408号室」
C)2007 The Weinstein Company, LLC. All rights reserved.
1408.png
いわゆるパニックホラー映画になるのでしょうか。
個人的にホラー映画としては怖くはありませんでしたが、
色々脅かされました。色々悔しい限りです。
ドルフィン・ホテル「1408号室」では様々な現象が起き、
それらを表現したCGに違和感なく最後まで楽しめました。
実際、107分の上映時間内でおよそ400ものCGショットが
使われたそうな。
いつも思うのですがCGカットが多用された作品を観ると
VFX/CGデザイナーには本当、頭が下がります。
「CGを使いすぎないように心がけたし、そこだけが浮き上がら
ないように、ほかのシーンと統一感を持たせるようにも
気を配った」と監督は語っているとおり、
これってデザイナーからすると、難題だろうなーと思うし
やり甲斐もあるのかなと。
というわけで、脅かされるのと謎が明かされないまま
終わってしまうのはやっぱり嫌いだと痛感しました。
最終的な線引と幕引きがなんとも絶妙でした。
監督:ミカエル・ハフストローム
原作:スティーヴン・キング
特殊効果:ポール・コ-ボールド
ジョン・キューザック / サミュエル・L・ジャクソン
映画「1408号室」オフィシャルサイト
阿部

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